成人の日を迎え、祖父母から貰える成人祝いを楽しみにしていた方も多いでしょう。
しかし、中には何も貰えなかったという方もいるかも知れません。
そこで今回は、
- 祖父母からの成人祝いがなしの理由は?
- 寂しさとや悲しみからの乗り越え方
- 前向きに捉えるには?
という内容でお伝えします。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
祖父母からの成人祝いなしだった理由は?
祖父母から自分への成人祝い。
きっと貰えるだろうと楽しみにしていたのに、何もなし…。
「他の友人はみんな貰っているのに、なんで自分だけ貰えなかったんだ…。」
そんな事を考えては、寂しさや悲しみが押し寄せている人もいるかも知れませんね。
ただ、残念ですが、成人祝いをあげるという決まりはありません。
あくまでも祖父母の判断に任せる必要があるんです。
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理由は5つ
1. 亡くなっている場合
考えられる一番の理由でしょう。
亡くなっていれば、当然ながら、成人祝いをもらえるわけありません。
友人をうらやんでも、どうにもならないのです。
仕方ないと諦めましょう。
2. 体調を崩している場合
病気やケガなどで体調を崩していると、成人祝いを贈る余裕がない場合もあります。
祖父母からすれば、成人祝いを贈りたいと思っていたけれど、叶わない状況なのかも知れませんね。
3. 仲が良くない場合
祖父母との仲が良くない場合、成人祝いを贈る気にならないという場合も考えられます。
不仲の原因については、
- 孫が祖父母に反抗的な態度をとった
- 祖父母に対し、日頃から金銭をねだっていた
- 普段からまったく相手にされない
と、さまざまな理由が考えられるでしょう。
日頃から祖父母への接し方に問題があった場合、
「成人祝いをあげるのはちょっと…。」
なんて思われている可能性はありますね。
4. 経済状況が厳しい場合
経済状況が厳しい場合、成人祝いを贈る余裕がない事も考えられるでしょう。
- 年金暮らし
- 病気や介護で出費が多い
この場合、成人祝いを贈る余裕がなくなるのは当然です。
現実問題、こちらの理由がしっくりくるかもしれませんね。
どんなに可愛い孫だとしても、経済的に余裕がなければ成人祝いを贈るのは難しいはずです。
5. 習慣がない
祖父母の出身地や家庭環境によっては、成人祝いを贈る習慣がない場合も考えられます。
- 祖父母の出身地が海外
- 祖父母が育った家庭環境が貧しかった
など、このような場合は、成人祝いを贈る習慣がない可能性は高いでしょう。
成人祝いを贈る習慣がなく長年生活していたなら、贈らない事が当たり前となっているはずです。
成人祝いの相場は?
祖父母から贈る成人祝いの相場は、3万円~10万円程度です。
1~5万円程度とされる親の相場と比べても、祖父母の相場は高めになっています。
理由として、祖父母からの成人祝いは、
- 孫の成長を祝う
- 孫の将来に役立つものを贈る
という意味合いがあるからと言われています。
そのため、金額は比較的高めになる傾向があるんですね。
さらに祖父母の経済状況や孫との距離感などによって相場は異なってくるようです。
成人祝いなしだった寂しさと悲しみを乗り越える方法!
祖父母からの成人祝いがなしだった理由がわかれば、その上でどのように対処するかを考えられるはず。
そこで、寂しさと悲しみの乗り越えるために、何をすべきなのか、紹介します。
自分の気持ちを素直に認める
まずは、自分の気持ちを素直に認めることが大切です。
- 寂しい
- 悲しい
- 悔しい
など、どんな感情でも構わないので、否定せず、自分の気持ちを受け止めましょう。
自分の気持ちを認める事で、気持ちが整理されていくでしょう。
ただ思うだけでなく、声に出したり紙に書いたりする事で、自分の気持ちが目に見えて理解し整理できます。
そうすることで、自分の気持ちを素直に認める事ができるはずです。
祖父母の立場に立って考える
祖父母からの成人祝いがなしだった理由を理解する事も大切です。
祖父母の立場に立って考えてみることで、気持ちが楽になる事もあるでしょう。
自分だけでなく、祖父母の立場になって考え、気持ちも理解する事がとても大切です。
自分自身を大切にする
祖父母からの成人祝いがなしだとしても、自分の価値は決して下がりません。
むしろ、自分自身を大切にする事で、価値はさらに高まっていくでしょう。
祖父母からの成人祝いは、もちろん嬉しいものです。
しかし、それなしでも、自分は一人前の大人になったという事を忘れないでください。
成人を迎えたことを誇りに思い、自分自身を大切にしていくことで寂しさや悲しみは乗り越えられるはずです。
周りの人に話を聞いてもらう
寂しさや悲しみを一人きりで抱え込まず、周りの人に話を聞いてもらうのも一つの方法です。
友達や家族、信頼できる人に話を聞いてもらうと、気持ちが楽になる事もあるでしょう。
また、祖父母との時間を作り、たくさん話すのもおすすめです。
今まで以上に関係を深めていくことで、寂しさや悲しみは乗り越えられるでしょう。
成人祝いなし!前向きに捉えるには?
寂しくて悲しい気持ちを、いつまでも引きずっていては、前向きな気持ちで成人を迎えられません。
成人祝いとは何かを考える
成人祝いは、祝福の気持ちを表すものであり、その金額や品物は関係ありません。
成人祝いを贈るのは義務ではないので、仕方ないと諦めるしかないのです。
しかし、自分自身が一人前の大人になったということは変わりません。
成人祝いがもらえなかったとしても、ちゃんと成人になれていますよね。
自分自身を祝う
自分自身へのご褒美を用意してお祝いするのもおすすめです。
「これでもか!」
というくらい自分自身を祝ってあげることは、非常に良いですよ。
自分の好きなものを食べたり、旅行に行ったりする事で、前向きな気持ちになれるでしょう。
自分自身を成長させる
成人祝いをもらえなかった事は、自分自身を成長させるチャンスと考えることもできます。
例えば、
- 祖父母との関係を修復するために努力する
- 自分でお金を貯めて、自分へのご褒美を買う
- 成人として自分の力で生きていくと覚悟を決める
など、何か行動を起こしてみるのもよいでしょう。
もう子供ではないですから、これをきっかけに自分自身が成長できるよう努力していく事が大切です。
周りの人に感謝する
これまで育ててくれた家族や、支えてくれた周りの人に感謝しましょう。
両親や兄弟、友達など、自分を支えてくれる人たちに感謝する事で、気持ちが楽になる場合もあるでしょう。
また、祖父母に対しても感謝の心を持つようにすれば、気持ちを新たに、前を向いて進んでいけるはずです。
成人祝い祖父母から何もなし!まとめ
いかがでしたか?
祖父母からの成人祝いを期待していたのに、何もなしだった場合は、寂しさと悲しみに包まれているかもしれません。
しかし、祖父母側にも、さまざまな事情があることを理解することが大切です。
成人祝いがなしだったとしても、決して自分に価値がないなどと思う必要はありません。
自分自身を成長させる機会をもらえたと思って、前を向いていきましょう。
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