「神社のはしごって大丈夫なのかな?」「失礼にならないか心配…」と悩む方は多いですよね。
結論から言うと、神社をはしごして参拝することは大丈夫です。
むしろ、複数の神様とご縁を結べるため、大きな開運効果を期待できるという考え方があります。
ただし、はしご参拝にはいくつかの注意点や効果的な順番があるので、ポイントを押さえておくことが大切です。
本記事では、神社をはしごする際の注意点や、ご利益をより受け取りやすくするための順番について詳しく解説します。
神社巡りが好きな方や、複数神社を一日で回りたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
神社のはしごは大丈夫?その理由
日本の神道では、もともとたくさんの神様が存在すると考えられており、複数の神社を参拝すること自体は広く受け入れられています。
たとえば、縁結びの神社にお参りしたあとに厄払いで別の神社に向かうなど、目的に合わせて神社をはしごするのは珍しくありません。
複数の神様とのご縁を得られる
- 一日でたくさんの神社を回れば、それだけ多くの神様とのご縁をいただける
- 神様によってご利益が異なるため、自分が求める運気アップや願い事に合わせやすい
違う地域や神社の雰囲気を楽しめる
- 旅先での観光と合わせて楽しむこともできる
- はしごすることで、神社ごとの社殿の造りや空気感を比較できる
神社をはしごするデメリットもチェック
一方で、いくつかデメリットも考えられます。
はしごをする前に把握しておきましょう。
まず優先順位をはっきりさせておくと◎。
参拝順序や作法を間違える可能性
- 神社ごとに作法や参拝ルールが異なる場合がある
- 自分の勘違いで不作法になってしまわないよう要注意
時間と費用がかかる
- 複数の神社を回るとなると移動費やお賽銭など出費が増えがち
- スケジュール管理も大切
疲労がたまりやすい
- 歩く距離が長くなるため体力的にハード
- 夏の暑さや冬の寒さなど、季節によっては体調管理が必要
参拝の目的が分散してしまう
- 何を一番にお願いしたかったのか、意図がぼやける場合も
神社をはしごする際の注意点
神社は神様のお住まいです。
神社をはしごする際は、神様への敬意を忘れず、基本的なマナーを守る事が大切。
ここからは、神社をはしごする際の注意点について詳しく解説します。
時間帯を意識する
一般的に、神様への気持ちが澄んでいる午前中が参拝に適しています。
午後は混雑を避けられるかもしれません。
ですが、悪い気の方が多くなるので夕方以降の参拝は控えましょう。
また、時間帯によっては参拝ができないよう封鎖されてしまう神社もあるようです。
はしごする際は、参拝できる時間帯も考えながら計画を立てるようにしてくださいね。
季節と混雑状況
初詣や季節の行事など、特定の時期は混雑が予想されます。
計画を立てていたとしても、参拝客が多ければその分時間はかかってしまいます。
季節によって、はしごできる神社の数も限られてくるという点にも注意してください。
時間に余裕を持って行動する事が大切です。
体調管理をしっかりと
体調が悪い場合は、無理せず参拝を控えましょう。
また、神社をはしごすることで歩く距離も長くなります。
歩きやすい靴を履き、また気温によって暑さor寒さ対策をするようにしてくださいね。
神様に対しての配慮を忘れない
各神社に祀られている神様は異なります。
そのため、それぞれの神社に合った参拝方法を確認するようにしましょう。
特定の神様への強い信仰心がある場合は、その神様を祀る神社を最後に参拝すると良いとされています。
はしごした神社の神様に対して、失礼のないよう、しっかりと確認してくださいね。
【神社のはしご】効果的な順番
複数の神社を同じ日にはしごする事は、複数の神様のご利益を受けられる可能性があり、開運を目指す人におすすめの方法です。
神社をはしごする際、効果的な順番を決めることで、より多くの御利益を受けられる可能性があります。
そうは言っても、どんな順番で参拝すると良いのか迷いますよね?
神社参拝の目的や状況に合わせて、いくつかの例を分かりやすく紹介します。
参拝の目的を決める
はしごする順番を決めるためには、まず、何のために参拝するのか目的を決める事が先決です。
自分が何を一番に願うのか明確にしなければ、効果的な参拝はできません。
- 縁結び:良い人とめぐり合いたい
- 仕事運アップ:仕事で成功して出世したい
- 合格祈願:希望校に合格したい
- 安産祈願:無事に赤ちゃんが生まれてくるように
- 厄払い:厄年の厄を払って安心して過ごしたい
など、具体的な目的を決める事で初めて、目的にあった神社を選ぶ事ができます。
参拝する神社を選ぶ
目的が決まったら、1番最初に参拝する神社を選びましょう。
優先順位をつけて順番に参拝するのもおすすめです。
また、目的の神社をスタートに、東から西へ、または南から北へ向かうように参拝すると良いとされています。
物語や神話に基づいた順番で参拝すると、より深い参拝体験ができるかもしれません。
同じ地域にある神社を参拝する場合は、効率的なルートを計画する事が大切です。
また、住んでいる土地の氏神様が祀られている神社には、最後にきちんと参拝した方が良いでしょう。
離れた場所にある神社の場合
旅行先など、遠方にある神社を参拝する場合は、日程や交通手段を考慮して計画するようにしてください。
伊勢神宮や出雲大社などに参拝を予定していた場合、あいさつとして、1番最初に行くのが良いでしょう。
そのあと、目的の順にはしごするのがおすすめです。
ただし、強い信仰心がある場合は、その神社を最後に参拝すると良いとされています。
まとめ:神社のはしごは大丈夫!正しく計画して気持ちよく参拝しよう
「神社 はしご 大丈夫?」 と不安になる必要はありません。
複数の神様のご利益を受けられるチャンスが高まり、開運にもつながる可能性があります。
ただし、デメリットや注意点にも目を向け、無理のない計画で参拝しましょう。
目的を明確にし、時間帯・季節・体調管理・神様への敬意を心がければ、神社のはしごは十分に満喫できます。
ぜひ参考にして、あなたにぴったりの順番で神社巡りを楽しんでくださいね。
コメント