「悪い事したら罰が当たる」
この言葉、幼い頃に両親や祖父母に言われた経験、ありませんか?
- 嘘をつく
- 悪口を言う
ほんの小さな悪い事も、報いを受けることに。
因果応報、自業自得と言われますね。
不思議な事に、報いが訪れる人がいる一方で、どんなに悪い事をしたとしても、報いを受けない人も存在するのが事実。
そこに対し、疑問や不満を抱くのも無理はありません。
しかし、善悪の行いは、必ず結果となって現れます。
今はまだ報いを受けていないように見えても、いずれ必ず天罰を受ける事になるのです。
そこで今回は、
- 因果応報を受けない人の特徴と本当の意味とは?
- 報いを受けない人が待ち受ける末路
以上について解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
因果応報を受けない人の特徴
歩んできたこれまでの人生の中で、悪い行動をしなかった人は、ほぼゼロだと思います。
大抵、ほんの少しの悪い事はしてきているはず。
そして、報いを受けた経験もあるでしょう。
しかし、どんなに悪い事をしたにもかかわらず、因果応報を受けず、平穏な生活を続ける人がいるのも事実です。
非常に理不尽だと思いませんか?
実は、因果応報を受けない人には、いくつかの特徴があります。
責任感がない
まず、自分の行ったことに対して責任感がない人は、報いを受けないと言われています。
つまり、自分の行動が他人にどんな影響を与えるのか、考えない人です。
自分のことしか考えていないので、自分が悪い事をしたという自覚がありません。
例えば、
- いじめをする人
- 人の物を盗む人
などは、相手がどんな気持ちになるか考えずに、自分の欲望を満たすのみです。
罪悪感がない
自分が悪い事をしても、反省や後悔をしない人は、罪悪感がなく、自らの行動を正当化したり、他人のせいにします。
例えば
- 嘘をつく
- 人をだます
上記の人は、自らの行動が悪いとは思っていないのです。
むしろ、うまく立ち回れたと優越感を感じている可能性も。
しかし、責任感や罪悪感のない人は、報いから逃げているだけと捉えることが出来ます。
悪行が大きい人
あまりにも大きな悪行だった場合、短期間では訪れないと考えられます。
大きな悪行に対する報いは、同じか、それ以上に大きくなるのです。
良く跳ねるボールを思い浮かべてください。
ボールは、あなたが行った悪い事と、それに対する報いとします。
低位置から落としたボールは、小さくすぐに跳ね返ってきますよね。
つまり、小さい悪行に対する報いは、小さく早く返ってきます。
反対に、高い位置から落としたボールは、跳ね返ってくるまでに多少時間がかかります。
大きい悪行ほど、報いが訪れるまで時間がかかるのです。
因果応報の本当の意味とは?
仏教の言葉で、
- 原因と結果:因果
- 報い:応報
を組み合わせた言葉が因果応報。
簡単に言えば、
【自ら行った事は、いつか自らに返ってくる】
と言うことです。
「お墓参り後は、振り向かないで帰るように」と言われる理由はこちらからどうぞ。
仏教における因果応報
今は悪い方で使われる事が多いかと思います。
ちなみに、「善因善果」という言葉もあり、
【善い行いをすれば、善い結果がもたらされる】
という意味です。
仏教では、すべての物事は、原因と結果によって繋がっていると言われています。
- 良い行動:良い結果が生まれる
- 悪い行動:悪い結果が生まれる
これが因果応報の考え方で、カルマの法則とも言われています。
科学的に証明されているわけではない
科学的に証明されてはいません。
しかし、心理学などの研究では、人の行動には「報い」があるという結果が出ているんです。
例えば、
- 嘘をついて騙す
- 自分の機嫌で周りを振り回す
こんな人は周囲から信頼されなくなり、孤立してしまう可能性が高い事が分かっています。
あなたの周りにも、そんな人いませんか?
現代社会における因果応報
現代社会では、SNSなどの普及により、人の行動はすぐに拡散され、多くの人に知られるように。
そのため、悪事を働けば、すぐに報いを受ける可能性は高くなったと言えるでしょう。
報いを受けていない人の末路
報いは必ずしも、すぐに訪れるわけではありません。
しかし、先に紹介した特徴を持つ人は、いずれ必ず報いを受けることになるでしょう。
これは、誰にでも平等に働き、逃れることは出来ません。
たとえ目に見えなくても、必ず結果として現れるのです。
因果応報(カルマの法則)からは逃れられない
因果応報(カルマの法則)は、輪廻転生と繋がっています。
輪廻転生とは、亡くなった後、新たな肉体として生まれ変わるという考え方です。
人は亡くなった後、生前の行いによって、次の生まれが決まるとされています。
- 良い行いを積んだ人:幸せな生まれ
- 悪い行いを積んだ人:辛く苦しい生まれ
として生まれ変わります。
つまり、たとえ現世での寿命が尽きたとしても、その人の魂は、因果応報(カルマの法則)から逃れる事は出来ないのです。
現世で必ず報いを受けるとは限らない
必ずしも、現世で報いを受けるとは限らず、栄華を誇るような悪人もいるかも知れません。
しかし、来世では、辛く苦しい生まれとして、生まれ変わると考えられます。
現在、歩んでいる人生が、辛く苦しいものだった場合、前世での因果応報によって引き起こされている可能性は高いのです。
同じ過ちを繰り返す
因果応報を受けない人の特徴として、
- 責任感なし
- 罪悪感なし
と紹介しましたが、その人たちは、因果応報を信じていないため、反省や後悔したりする事がありません。
そのため、同じ過ちを繰り返してしまう可能性があるのです。
そして、それは報いから逃げているだけ。
逃げたとしても、報いは雪だるまのように大きくなり、いずれその人に返るまで、時間をかけて膨らんでいきます。
そして、大きくなった報いは、必ず受けなければなりません。
善行を積むことの重要性
おはよう
意地悪されても因果応報だから意地悪した人間が不幸になるだけ
意地悪する人間は自分が不幸だから人に意地悪する悪循環の中で生きてるよ
幸せな人が人に意地悪すると思う?
それが答えだよ
本日もご安全に。
— Pablo (@DAINIPPON_8888) March 7, 2024
因果応報を信じるかどうかは、人それぞれです。
しかし、善行を積む事は、自分自身の幸せにもつながる事。
周囲から信頼され、良い人間関係を築く事ができるでしょう。
また、心が豊かになり、幸せを感じやすくなります。
どんなに自分の人生の理不尽さを呪っている人であっても、耐え忍んで生活を続けられる訳は、現在の境遇は因果応報によるものである事と、繰り返し訪れる試練は魂の成長の為に自分に課したものである事と、宇宙に生かされいる中で進化の機会を得ている事を、心の内奥の魂のレベルで知っているからです。
— 佐々木 剛行 (@takayukipoipoi) March 12, 2024
私は、これまでの人生で、悪い行いはもちろんありましたが、報いはすぐに訪れました。
後悔と反省を繰り返して、今に至ります。
そして、不思議な感覚が私にはあるんです。
いつの記憶や感情なのか分かりません。
けれど私は、子供を失くしてしまった経験が、どこかにあると確信しています。
現世の私は、きっと、その報いを受けているんだと。
だからこそ、今の子供たちを幸せにしてあげる為、さらに、周りも幸せにしてあげられる行動をしなければ、と思っています。
因果応報を受けない人!まとめ
因果応報は必ずしも、すぐに訪れるわけでなく、先延ばしにしているだけ。
報いを受けない人の特徴である
- 責任感や罪悪感がない
- 悪行が大きい
以上の人も、因果応報から逃れる事は出来ず、必ず報いを受ける事になるでしょう。
後悔と反省がなければ、同じ事を繰り返して、因果は膨らみ続けます。
ぜひ善行を積み、幸せな人生を歩んで行ってくださいね。
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