「干支の置き物は、正月飾りと同じように、お焚き上げすべき?」
「1年中、出しっぱなしでも問題ないの?」
そんな風に疑問に思う人もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、
- 干支の置き物は出しっぱなしでいい?
- 出しっぱなしにするメリット&デメリット
- 注意点は置き場と顔の向き!
という内容について解説していきます。
干支の置き物の場所と注意点を知れば、運気を下げずに過ごせるはず。
どうぞ最後までご覧ください。
目次
干支の置物は出しっぱなしでいいの?
正月飾りは、1月7日、または1月15日に外し、どんど焼き等でお焚き上げします。
正月飾りと同じく、干支の置物も松の内が過ぎたら処分すべきのか、気になりませんか?
結論から言うと、干支の置物は出しっぱなしで問題ないんです。
さらに、その年の干支だけじゃなく、他の干支と一緒でも大丈夫!
3年間出しっぱなしにできる干支の置物あった pic.twitter.com/1gGWV4u6aF
— ぱーかー (@parker14jotter) November 25, 2023
ただ、メリットはもちろん、デメリットもあります。
また、飾る場所も、注意点があるんです。
順を追って解説していきましょう。
干支の置物を出しっぱなしにするメリット・デメリット
まず、干支の置物を1年間出しっぱなしにするメリットとデメリットについて、詳しく解説していきます。
メリット
風水的に縁起がいい
干支はそれぞれの年を象徴する動物であり、置き物にはその年の福を呼び込む力があるとされています。
その為、出しっぱなしで飾ると、常に福を呼び込んでくれるでしょう。
インテリアになる
干支の置物は、その年の雰囲気を盛り上げてくれるインテリアアイテムとして人気があります。
可愛い物であれば、日々の癒しになるかも知れませんね。
デメリット
劣化や汚れが気になる
出しっぱなしにした結果、劣化や汚れが気になってしまうかも知れません。
陶器や木製など、さまざまな素材で作られています。
素材によっては、出しっぱなしだと、劣化や汚れが気になる場合もあるでしょう。
陶器や木製の物は、特に注意が必要です。
こまめな掃除が何より大切ですね。
インテリアの雰囲気を損ねる
干支の置物は、その年の雰囲気を盛り上げてくれるアイテムです。
しかし、インテリアの雰囲気を損ねてしまうことがあります。
特に、シンプルなお部屋では、雰囲気に合わず、浮く可能性も考えられるでしょう。
運気が下がる可能性
出しっぱなしにした結果、運気が下がる可能性もあるんです。
風水では、物は新しいうちが、いいエネルギーを持っているとされています。
その為、干支の置物も、新しいうちに飾ったほうが、良好なエネルギーを得られると考えられているんです。
しかし、出しっぱなしにした結果、
その年のいいエネルギーが抜ける=運気が下がる
可能性があるというわけです。
メリットの「縁起がいい」と、デメリットの「運気が下がる」では、一見矛盾に感じるかも知れません。
縁起と運気について、以下の通りです、
- 縁起:物事や出来事と、良い結果との間の繋がり
- 運気:幸運や不運、吉凶などの結果をもたらすエネルギー
干支の置き物の出しっぱなしにより、
- いい結果に結びつく
反面、
- 結果をもたらすエネルギーは少なくなる
というわけなんです。
注意点は置き場と顔の向き!
運気が下がらないようにするには、置き場に気を付ける必要があります。
出しっぱなしで置いてはいけない場所
以下の場所は避けるべきでしょう。
- トイレや浴室等の湿気の多い場所
- 汚れが溜まりやすい場所
- 暗い場所や陰気な場所
これらの場所では、運気が下がってしまうと言われています。
トイレやキッチンは穢れの多い場所。
運気を下げないよう、避けてくださいね。
干支の置き物は玄関やリビング!
基本的に玄関やリビングに飾るのがおすすめです。
風水では、家の中心は【玄関】と【リビング】の2つと言われています。
玄関は、厄除けや開運の効果があるとされ、運気も入ってくるんです。
さらに、入ってきた運気は、リビングから家全体に広げられると考えられています。
戌(犬)の置き物は玄関NG!
ただし、戌(犬)の置き物は玄関には不向きです。
今年は戌年ではないので、心配ないかも知れませんが、戌(犬)の置き物は玄関にはNG。
犬って元気いっぱい走り回りますよね。
そのため、玄関に置くと、せっかく入ってきた運気が跳ね回り、安定して定着しないんです。
また、番犬の役割を全うし、悪い気だけでなく、良好な運気まで追い払ってしまうとされています。
戌の置き物は、人が集まるリビングや勝手口などの裏口に置くのがおすすめです。
寅(虎)・辰(龍)の置き物は向きにも気をつけて!
寅と、今年の干支である辰の置き物を玄関に置く場合は、顔の向きにも気をつけましょう。
寅の置き物
- 場所:玄関に入って(玄関ドアを背に)左側
- 向き:顔が玄関を向く
寅は、木属性の動物で、陽の性質を持っています。
玄関に入って左側に置くと、良好な気が入ってきやすくなり、運気がアップすると考えられているんです。
また、玄関の方に顔を向けて置くと、外から入ってくる邪気を跳ね返す効果があるとされています。
辰の置き物
- 場所:玄関に入って(玄関ドアを背に)右側
- 向き:顔が家の内側を向く
辰は、水属性の動物で、陰の性質です。
玄関に入って右側に置くと、良好な気が外に出ていかず、運気が溜まると考えられています。
そして、家の内側に顔を向けることにより、家族を守る効果があるんです。
また、辰(龍)は非常に高貴な存在です。
寅と辰の置き物を一緒に飾るのは問題ありませんが、必ず寅より辰の置き物の方が高い位置へ置いてください。
干支の置き物を出しっぱなしにするのなら、運気が下がる事を防ぐために、置き場所にも注意してくださいね。
干支の置物出しっぱなし!まとめ
いかがでしたか?
干支の置き物を出しっぱなしにする事は、全く問題ありません。
ただ、運気が低下するといったデメリットも。
干支の置き物を出しっぱなしで飾るのなら、置き場所や顔の向きにも注意してくださいね。
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