「願いが叶ったら、お礼参りに行くべき?」
「お礼参りのときに新しいお願いをしてもいいの?」
こんな疑問を持っている方、多いのではないでしょうか?
お礼参りは、神社やお寺に対して「願いを叶えてくださって、ありがとうございました!」と感謝を伝える大切な儀式。
しかし、「お礼だけして帰るべき?」とか「新たな願いをしたら、欲深いと思われない?」と不安になることもありますよね。
実は、お礼参りの際に新しい願い事をするのは、決してタブーではありません!
ただし、正しい作法を守ることが大切です。
この記事では、お礼参りの正しいやり方、新しい願い事の伝え方、さらには避けるべきマナー違反まで詳しく解説します。
これを読めば、自信を持って参拝できるようになりますよ!
目次
お礼参りで新しい願い事をしてもいいの?
お礼参りとは、願いが叶ったことに感謝し、神社やお寺にお礼を伝えるための参拝です。
神仏への「お願い」は多くの人がしますが、「叶いました、ありがとうございました」と報告に行く人は意外と少ないもの。
ですが、お礼参りをすることで、神仏とのご縁を深めることができると言われています。
では、お礼参りの際に 「新しい願い事をしてもいいの?」 という疑問ですが、結論から言えば 問題ありません!
ただし、神仏への礼儀を守ることが大切になります。
お礼参りの際に願い事をする正しい流れ
「お礼参りなのに、またお願いをするなんて失礼では?」と心配する人もいますが、実際には 神仏は新たな願いを持つことを悪く思いません。
ただし、感謝が先であることを意識しましょう。
お礼参りで新しい願い事をする際は、以下の 3ステップ を守るとスムーズです。
① まずは感謝を伝える
最も大切なのは 「お願いが叶ったことへの感謝をしっかり伝えること」 です。
お礼の言葉の例
「このたびは○○の願いを叶えていただき、誠にありがとうございました。」
「おかげさまで○○を達成することができました。心より感謝申し上げます。」
② これからの決意を伝える
感謝の後に、自分が今後どうしていくのかを伝えます。
決意の言葉の例
「この結果を大切にし、さらに努力を重ねてまいります。」
「今後も精進してまいりますので、どうか見守ってください。」
③ 新しい願い事をする
新たな願い事をする際は、感謝の気持ちを前提にしたお願い を意識しましょう。
願い事の伝え方
「もしお力添えをいただけるのであれば、次は○○に向かって頑張りたいと思います。」
「引き続き努力を重ねてまいりますので、温かくお見守りください。」
このように、「まずは感謝、その後に新たなお願いをする」という順番を守れば、新しい願い事をしても問題ありません。
お礼参りと新しい願い事を同時にする場合の注意点
お礼参りと新しい願いごとを一緒にしても問題ないとお伝えしましたが、マナー違反にならないように気をつける必要があります。
ここからは、注意点について解説していきましょう。
欲張りすぎない
あれもこれもとお願いしすぎると、 「感謝よりも願い事が目的なのでは?」 と思われる可能性があります。
【悪い例】
「○○が叶ったので、次は△△と□□と◎◎もお願いします!」
【良い例】
「○○を叶えていただき、感謝しております。次は△△に向けて頑張りますので、どうかお力添えをお願いいたします。」
一方的な要求にならない
神仏は願いを叶える存在ではなく、あくまでも 「努力を見守ってくれる存在」 です。
【悪い例】
「○○を絶対に叶えてください!」
【良い例】
「○○のために努力しますので、お導きください。」
感謝の気持ちを忘れない
お礼参りの主目的は 「感謝」 です。
お願いだけをして終わるのではなく、「叶えてくれてありがとう」という気持ちを最優先にしましょう。
まとめ
お礼参りの際に 新しい願い事をすることは問題ありません!
ただし、 「感謝が最優先」 であることを忘れず、正しい順番で願いを伝えることが重要です。
お礼参りは 「願いが叶ったことへの感謝を伝える大切な儀式」 。
願い事を叶えていただいたことに対し、しっかりとお礼を述べることで、神仏とのご縁が深まるとされています。
お礼参りと新しい願い事をする際の作法は以下を参考にしてください。
- まずは叶ったことへのお礼をしっかり伝える
- 「この経験を大切にし、さらに努力する」と決意を述べる
- 新しい願い事を伝える(あくまでお願いの形で)
- 最後にもう一度感謝を述べ、礼をして退く
この流れを守ることで、神仏への敬意を示しながら、新たなご加護を願うことができます。
お礼参りは、「叶ったら終わり」ではなく、「これからも感謝しながら生きていく」ための大切な儀式です。
神仏とのご縁を大切にし、誠意を持って参拝すれば、きっと新たな道が開けるでしょう。
コメント