フジテレビ大奥歴代ドラマと映画キャスト女性編！同じ女優が多数出演？

畳の上に置かれた帯や着物たち ドラマ
2024.03.10
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2024年1月18日、フジテレビ大奥がスタートしました。

これまで数々の作品が放送された歴代フジテレビ大奥ではドラマや映画にたくさんの女優が出演してきました。

さらに、同じ女優がまったく別の役柄で複数の作品に出演しているんですよ。

 

そこで今回は、以前フジテレビで放送された大奥の歴代キャストにスポットを当てて

  • 大奥歴代ドラマ＆映画フジテレビ版キャスト女性編！
  • 同じ女優が多数出演している？

というテーマでお伝えしていきます。

フジテレビ新大奥も見つつ、過去の歴代キャストを比べてみてはいかがでしょう。

どうぞ最後までご覧ください。

 

フジテレビ大奥歴代ドラマ＆映画キャスト！女性編

新ドラマキャストも注目の、フジテレビ大奥に出演した歴代キャストは、名だたる女優さんばかり！

なんて言っても、新フジ大奥ナレーションは浅野ゆう子さん！

フジ大奥ファンにとって、嬉しいサプライズでしたね！

 

 

それでは、フジテレビで放送された大奥歴代のドラマ・映画キャストについて紹介していきますね。

 

フジテレビで放送されたドラマ大奥・最初は1968年！

1968年『大奥』

フジテレビ系列で大奥を題材にした最初のドラマは1968年4月から1969年3月にかけて放送された『大奥』です。

全52話を1年かけて放送とのことで、フジテレビ版大河のようですね。

関西テレビと東映の共作だったようですが、このドラマのおかげで東映京都撮影所での時代劇が本格化し始めたとの事でした。

当時はカラー放送が珍しく、また土曜日の22時30分からの放送時間だったのにも関わらず、視聴率は20％。

当初は半年だけの放送予定だったのが、1年に延長されるくらい人気ドラマだったようです。

 

1983年『大奥』

1983年4月から1984年3月にかけて、火曜日の22時から放送された『大奥』も、同じように関西テレビと東映が製作しています。

こちらも1年に渡っての全51話でした。

 

フジテレビ・ドラマ大奥（2000年代）の歴代女性キャスト！

2000年代のフジテレビ大奥に出演した、歴代女性キャストを紹介していきます。

 

2003年『大奥』

2003年6月から8月にかけて毎週火曜日の20時から放送され、2000年代大奥シリーズとしてスタートしました。

NHK大河ドラマ『篤姫』で有名な13代将軍である家定の御台所・篤子と、14代将軍である家茂の御台所の和宮をメインに描かれています。

 

フジテレビ版は、薩摩から輿入れした篤子側の目線でしたが、2023年10月期でのNHK版大奥では、将軍側からの目線で見ることができました。

 

主要女性キャスト

  • 菅野 美穂：13代将軍 徳川家定の正室・篤子（天璋院）
  • 池脇 千鶴：まる（御小姓）
  • 浅野 ゆう子：瀧山（大奥総取締役＆家定初めての相手）
  • 安達 祐実：14代将軍 徳川家茂の正室・和宮
  • 野際 陽子：実成院（家茂実母）
  • 木村 多江：初島（瀧山付きの御中臈・二部は総取締代理）
  • 水川 あさみ：奥女中（家茂初めての相手）
  • 岸田 今日子：御祐筆（1983年に放送された大奥も同じ役職として出演）
  • 小松 みゆき：藤波（御中臈）

視聴率は平均14.5％で、最高16.7％です。

私もこの大奥をリアルタイムで見てましたよ！

もともと時代劇や着物が好きだったのですが、お掻取の美しさや大奥という場所でのドロドロした人間模様に夢中でした。

自分が巻き込まれるのは嫌ですが、見る分には面白いですよね。

 

2004年『大奥～第一章～』

2004年10月～12月まで、木曜夜10時に放送されていました。

タイトルの通り、エピソード1という感じです。

大奥にとって初めての総取締となった春日局と、3代家光に関わる女性たちが描かれているこのドラマ。

ドロドロしていた前作『大奥』よりマイルドかも知れません。

 

主要女性キャスト

  • 松下 由樹：春日局（初めての総取締役）
  • 高島 礼子：2代秀忠正室・お江与（家光実母）
  • 瀬戸 朝香：お万の方（永光院）
  • 星野 真里：お玉（桂昌院）・5代綱吉 実母（実はお万の子）
  • 木村 多江：孝子（家光正室）
  • 京野 ことみ：お楽（4代 家綱の実母）
  • 野波 麻帆：お夏（綱重 実母・6代 家宣の祖母）
  • 梶 芽衣子：朝比奈（ナレーター）
  • 雛形 あきこ：お静（秀忠 側室）
  • 末永 遥：おりさ（家光 側室）＊「おめーの席ねぇから！」の人
  • 小松 みゆき：村雨（御中臈）

視聴率は平均17.6％、そして最高20.3％でした！

まるで映画『極道の妻たち』？と言わんばかりなキャスティングですね。

松下由樹さんや高島礼子さんは本当に着物が似合っていましたし、なにより迫力に圧倒されっぱなしでした。

個人的にビックリしたのは、よくネットで見かける「おめーの席ねぇから！」の女性が出演していた事です。

 

 

2005年『大奥～華の乱～』

あの有名な将軍、犬公方こと5代徳川綱吉をめぐる女性たちが描かれています。

10月から12月にかけて前作同様木曜夜10時の放送枠でした。

非常にドロドロ。

なんたってキャッチコピーは『見るは天国、入るは地獄』です。

見ていても地獄を感じる場面は多々ありました。

特に、前作でメインで登場していたお玉が桂昌院となり、「何でこんなになっちゃったの！？」と本気で思いましたね…。

 

主要女性キャスト

  • 内山 理名：安子（5代綱吉 側室）
  • 小池 栄子：お伝（綱吉 側室）
  • 高岡 早紀：右衛門左（正室 信子に付いてる上臈御年寄→総取締）
  • 中山 忍：大典侍（綱吉 側室）　＊中山美穂の実妹
  • 貫地谷 しほり：染子（柳沢吉保 側室→綱吉 側室）
  • 余 貴美子：音羽（桂昌院に付いてる御中臈・ナレーション）
  • 江波 杏子：桂昌院（綱吉 母）
  • 藤原 紀香：信子（綱吉 正室）
  • 萬田 久子：阿久里（安子の母）

視聴率は平均15.6％で、最高18.0％。

ちなみにwikiでは、徳川綱吉（マザコン）って記載されていて笑ってしまいました。

 

 

 

2006年『大奥スペシャル～もう一つの物語～』

6代徳川家宣に関わる女性たちを描いたこのスペシャルドラマは、映画版の大奥に通じるスピンオフドラマです。

2006年12月29日に放送されました。

深田恭子さんが主演を務め、ちょっとドジっ子な姿が可愛いくもありハラハラします。

 

主要女性キャスト

  • 深田 恭子：おまん（奥女中→滝川付き女中）
  • 貫地谷 しほり：おしの（奥女中→家宣 側室）
  • 星野 真里：新人女中
  • 高島 礼子：家宣の正室・熙子（天英院）
  • 井川 遥：家宣側室・お喜世の方（月光院）
  • 木村 多江：側室・お古牟の方（法心院）
  • 松下 由樹：側室・お須免の方（蓮浄院）
  • 浅野 ゆう子：滝川（総取締）
  • 小松 みゆき：松ヶ枝（滝川お付の御中臈）
 

2016年大奥『第一部～最凶の女～』・『第二部～悲劇の姉妹～』

2016年1月、2週にわたって放送された二部構成のこちらのドラマ。

第一部は1月22日に、第二部は1月29日に21時から放送されました。

子だくさんな11代徳川家斉の時代を描いています。

主要女性キャスト

  • 沢尻 エリカ：お美代＆梅（家斉 側室）＊二役
  • 光浦 康子：広大院（家斉 正室）
  • 浅野 ゆう子：大崎局（大奥総取締）
  • 蓮佛 美沙子：歌（梅の妹）
  • 渡辺 麻友：お志摩（奥女中）

蓮佛美沙子さんはこの時、側室としての出演でしたね。

2023年のNHK大奥では、広大院役として出演されていました。

 

2019年『大奥　最終章』

そして、こちらが平成版フジ大奥最後のドラマです。

8代徳川吉宗の時代を描いたこのドラマは2019年3月25日に放送されました。

歴代のテーマソングが所どころに使われていて、古参ファンは大喜び！

逆に、初見の人たちからは「ドラマの世界観に合わない」とか言われて不評でしたね…。

主演は吉宗の側室として木村文乃さんが務めています。

 

主要女性キャスト

  • 木村 文乃：久免（吉宗の側室）
  • 小池 栄子：お喜世（月光院）
  • 浜辺 美波：竹姫
  • 南野 陽子：高瀬
  • 岸井 ゆきの：多喜（奥女中）
  • 松坂 慶子：浄円院（吉宗の実母）
  • 鈴木 保奈美：近衛熙子（家宣の正室・天英院）
  • 浅野 ゆう子：万里小路良子
  • 小松 みゆき：藤波（御中臈）
出演している岸井ゆきのさんは、NHK大奥でも現在出演しています。
当時は吉宗の子供を身ごもった奥女中役だったのですが、現在は14代将軍の御台所として大出世しました！
 

スペシャルドラマ版

連続ドラマが終わってからも、スピンオフのスペシャルドラマとして放送されたものがあります。

そちらに出演している女性キャストの中で、

  • 本編には出演していない
  • 全く別の配役として出演

以上の女優さんをあげてみました。

 
  • 星野 真里：篤子の幼馴染・雪江（2004年3月放送）
  • 鈴木 砂羽：篤子お付の御中臈・近江（2004年3月放送）
  • とよた 真帆：12代将軍の際の総取締・姉小路（2004年3月放送）
  • 佐藤 仁美：お伝とバトルを繰り広げる女中・おとみ（2005年12月放送）

 

フジテレビが手掛けた、大奥を題材にした映画！

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映画版・大奥は、2006年12月23日に公開されました。

衣装代に1億円もかけたとして当時話題になったんですよ！

7代将軍・家継時代の大事件、絵島生島事件を題材にしています。

主演は、NHKドラマ大奥でも出演し、怪演が話題になった仲間由紀恵さんです！

 

主要女性キャスト

  • 仲間 由紀恵：絵島（総取締）
  • 井川 遥：月光院（家継の実母・先代の側室）
  • 高島 礼子：天英院（先代の正室）
  • 杉田 かおる：宮地（天英院お付きの御中臈）
  • 麻生 祐未：小萩（絵島お付きの御中臈）
  • 中山 忍：藤川（絵島お付きの部屋方）
  • 木村 多江：法心院（先代の側室）
  • 鈴木 砂羽：やえ（風車売りの子・お久美の母）
  • 佐藤 仁美：安度の女
  • 星野 真里：蓮浄院お付きの部屋子
  • 浅野 ゆう子：滝川（蓮浄院お付きの上臈御年寄）【友情出演】
  • 江波 杏子：菊緒（上臈御年寄）【友情出演】
  • 松下 由樹：蓮浄院（先代の側室）【友情出演】

オールスターズっていう感じですね。

映画版大奥からガラッと変わって、NHKでの仲間由紀恵さん演じる一橋治済は本当にヤバすぎました。

カステラが怖くなってしまった人も多かったのでは？

 

平成版フジ大奥には同じ女優が複数出演？

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ここまでご覧になってお気付きかと思いますが、赤字で記載しているのは複数のドラマに出演した方たち。

平成版フジ大奥には同じ女優さんが違う役柄で複数出演しているんですよ。

 

大奥に複数出演した女優12人！

平成版フジ大奥、出演作品の多い順に並べてみました。

 

①大奥シリーズ・5作品に出演した女優（映画も含める）

  • 浅野 ゆう子

冒頭でもお伝えしましたが、令和版フジ大奥のナレーションは、浅野ゆう子さんが務めています！

フジ大奥ファンにとって、懐かしい声が聞こえた瞬間、「えっ！？」となり、とてもビックリ＆嬉しすぎました。

 

②大奥シリーズ・4作品に出演した女優（映画も含める）

  • 木村 多江
  • 星野 真里
  • 小松 みゆき

 

③大奥シリーズ・3作品に出演した女優（映画も含める）

  • 松下 由樹
  • 高島 礼子

 

④大奥シリーズ・2作品に出演した女優（映画も含める）

  • 小池 栄子
  • 中山 忍
  • 貫地谷 しほり
  • 江波 杏子
  • 鈴木 砂羽
  • 佐藤 仁美

 

大奥シリーズ・レギュラー出演女優3人！

そして、忘れてはならない女性たちがいるんです！

数あるフジテレビ版大奥。

実はすべての作品に出演している女優さんがいらっしゃるんですよ。

それが『大奥スリーアミーゴス』と呼ばれるこちらの3人です。

  • 鷲尾 真知子：奥女中（御祐筆）・葛岡（2005年のみ葛原）
  • 山口 香緒里：奥女中・吉野（2005年のみ美吉野）
  • 久保田 磨希：奥女中・浦尾（2005年のみ秀尾）

この3人がいないと大奥じゃない！とまで思わせるかも知れない重要な役どころ！
女同士のドロドロも、この3人が出てくるだけで和らぐんですよね。
久保田磨希さん演じる浦尾の決め台詞、
「美味でございます～！」
あってこその大奥だと思っています。
 
しかし、残念ながらスリーアミーゴスは新大奥では見られないようです。

 

 

フジテレビ大奥歴代ドラマ＆映画出演女性キャスト！まとめ

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いかがでしたか？

私としては浅野ゆう子さんと大奥スリーアミーゴズの出演を期待していましたが、残念ながらスリーアミーゴスはキャストが変更されていました。

姿こそ見えないものの、浅野ゆう子さんのナレーションは、鮮明に歴代大奥を思い出させますね。

 

ぜひこの機会に、新フジ大奥も楽しみながら、歴代大奥も見返してみてはいかがでしょう。

最後までご覧いただきありがとうございます！

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